
中洲はかた舟が運営する屋形船「中洲 博多舟(なかす はかたぶね)」は、博多の代表的な水たきブランド「博多華味鳥」を展開するトリゼンフーズとコラボレーション。九州産華味鳥の鶏肉と、九州産鶏の足ガラと丸鶏から抽出したスープを使用した「博多舟限定 博多華味鳥 監修 水たき」を提供開始する。
福岡・中洲の那珂川で親しまれる屋形船

平成元年に創業した中洲はかた舟は、九州随一の繁華街・中洲の中心を流れる那珂川で「中洲 博多舟」として和舟と洋舟の2隻を運行。およそ40年に渡ってネオンの輝く川で“舟上の宴”を提供し、多くの人に親しまれてきた。

宴を彩るのは、豪華な“舟料理”。大皿に盛った天然鮮魚のお刺身は大ぶりかつ厚切りで、しっとり甘い身が舌にまとわりつく。揚げたての天麩羅の大きなネタも、“舟料理”ならでは。

海老や帆立が旨そうに汁をこぼしながら焼けていく「海鮮炭焼き」に、白濁スープの滋味が染み渡る「水たき」、新鮮な和牛ホルモンの肉汁が口の中で弾ける「もつ鍋」など、日常から離れた舟上で仲間と杯を交わすひと時に、一体感と高揚感が満ちていく。

窓の外に広がるのは、那珂川を挟んで輝く中洲のネオンをはじめ、陸とは異なる博多の風景。船が進むたびに景色はゆっくりと変わり、水面には街の光が揺らめく。

知っているつもりだった町の違った表情をのんびり眺めるだけで、新鮮な感性が湧き上がり、大切な人との距離も縮まるだろう。
屋形船は基本的に16:00・18:00・20:10に出船しており、昼便は相談に応じて運行する。和船には42名、洋船には24名が収容可能で、乗合2名から。貸切利用は昼便で10名、夜便で20名からとなっている。
博多らしい味と風景を一度に堪能

「中洲 博多舟」は敷居の高い料亭舟ではなく、大切な人との時間を楽しんでもらうことを大切にしている。

そこに今回、トリゼンフーズとコラボレーションした水たきが加わる。コースの料金は乗船料込で8800円(税込)だ。
博多の食文化のひとつである水たきをただ提供するのではなく、博多の街を眺めながら味わうという楽しみ方を提案。
博多を訪れる観光客には、旅の思い出を彩る逸品として。県外から大切な人を迎える人には、おもてなしの料理として。そして博多に暮らす人には、いつもの水たきを少し違った角度から楽しむ夜として。博多ならではの食と風景が交わる、新たな船上体験を届ける。
水たきの核となる九州産鶏肉とスープ

「博多舟限定 博多華味鳥 監修 水たき」に使用される「華味鳥」とは、博多発の水たき文化を代表する銘柄鶏。トリゼンフーズ創業者が「おいしい水たきをつくるためには、料理の技術だけでなく、そもそも鶏そのものがおいしくなければならない」と考えたことをきっかけに、鶏肉の味を追求するため自ら養鶏に携わり、誕生に至った。
名前の由来は、特にもも肉の華やかなピンク色とみずみずしい肉質。鶏肉特有の臭みが抑えられ、はっきりとした旨みと、ほどよい歯ごたえを持つところが特徴だ。

「華味鳥」が育てられているのは、九州の豊かな自然の中にある開放鶏舎。開口部の多い昔ながらの鶏舎に陽光と風を取り入れ、鶏が地面を走り回れる平飼いの環境となっている。また海藻やハーブ、ぶどうの絞り粕、木酢液などを配合した専用飼料を与え、健康的に育成。
単に「ブランド鶏をつくる」という発想ではなく、“おいしい鶏肉は、健康な鶏から生まれる”という考えのもと、鶏が過ごす環境から飼料、衛生管理まで、時間と手間をかけている。その結果生まれるのが、華やかな色合いと、鶏本来の旨みを感じられる肉質だという。

さらに「博多華味鳥」では創業以来、スープを水たきの真髄と位置づけ、味を追求してきた。
九州産鶏の足ガラと丸鶏を重ねてじっくり炊き出す鶏かさね炊き製法により、濃厚でありながら、すっきりとした口当たりのスープに。まずは一口、続いて肉、野菜と食べ進めるごとにスープに旨みが溶け出し、しめの一滴まで味わい尽くせる。
ポン酢は中洲 博多舟オリジナル

水たきに合わせるのは、「華味鳥」の旨みを引き立てる「中洲 博多舟」特製ポン酢。まろやかな甘みを持つオレンジのほか、清涼感のあるカボスや橙など数種類の柑橘をブレンドし、苦味や雑味が出ないように一つひとつ丁寧に手絞りして仕込んでいる。
じっくりと熟成させることで酸味の角をとり、まろやかな味わいに。さらに鰹節をつけ込むことで、上品で奥行きのある香りを移し、豊かな風味を加えている。
屋形船の上から博多の街並みを眺めつつ、九州産鶏肉の旨みが凝縮された水たきを味わう贅沢な時間を過ごしてみては。
■中洲 博多舟
住所:福岡県福岡市中央区西中洲4−6
電話予約受付時間:11:00〜23:00
定休日:お盆・正月(ほか不定休あり)
公式HP:https://yakatabune.co.jp
(紫原もこ)